【銘柄診断】ニコンは好材料得て新展開に躍進、売り方敗走の図式が鮮明になる
2012年7月6日 15:44
ニコン <7731> が上げに弾みを加え新展開に突入してきた。7月4日に人体の様々な組織になるiPS細胞を効率良く作れる技術を米ハーバード大学などと共同で開発し、新技術をソフトウエアとして年内に発売の予定と伝えられたことがきっかけ。さらに翌5日には証券会社がレーティングを引上げたことで、買い人気が加速してきた。
また、3月に発売した高級デジタル一眼レフカメラの「D800」、「D4」といった高性能モデルの売れ行きが順調。高級カメラではレンズ研磨などの技術が必要なためキヤノン <7751> とともに、ジャパンブランドが今もなお世界で圧倒的な地位を占めている。
カメラの売上げにより、今2013年3月期の業績はかなりの幅で超過達成の可能性が強くなっている。しかも信用の状況は6月29日申込み現在で売り残が150万株、買い残65万株と大幅売り長の状態。日証金では連日逆日歩が発生と、売り方敗走の図式が鮮明になってきている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【特集】建設機械関連株展望:北米と国内好調、国内リースも繁忙(2012/06/10)
・【特集】クールビズ関連銘柄:盛り上がるクールビズ関連商戦(2012/06/03)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)