【銘柄診断】北川鉄工所はK氏関連の出遅れ、個人の先回り買いが流入し始める

2012年7月6日 15:43

  北川鉄工所 <6317> はここへきて商いが増加に転じ、存在感を強めてきた。6月8日のボトム114円から6月28日の167円まで戻り一波を形成、そこから調整に入っていたが、7月5日の148円で目先底入れとの見方を引き出し、再上昇に転じてきたところ。

  K氏介入の実績があることで、最近のルック <8029> など関連銘柄の急騰で、同社は出番待ちと見られていたが、予想通り個人の資金が流入し始めてきた。5日の商いでは信用の売り残、買い残ともにボリュームアップ、仕手人気再燃へ向け順調なスタートを切った感触だ。

  前2012年3月期は営業利益13億6800万円と前々期比23%増益を達成した。続く今2013年3月期も営業利益15億円、前期比9%の増益が見込まれている。

  今年から中国現地での工作機器生産の開始をはじめるとともに、メキシコにおいては金属素形材事業の工場建設に着手するなど、海外生産拠点の強化に注力しており、グローバル展開が収益押し上げの最大要因だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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