【銘柄診断】みずほフィナンシャルグループは合併先行で体質強化が大きく進展
2012年7月4日 16:46
みずほフィナンシャルグループ <8411> が出直り機運を強めてきた。業績の堅調な推移が見込めるなか、株価バリュエーションに割安感があるとして、レーティングの引き上げ、目標価格の増額などが相次いでいることがきっかけ。
2013年7月のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行の合併を待たずに、2012年4月から実質ワンバンク体制を発足させた。ワンバンク化の相乗効果は2016年3月までに1000億円に達するとの試算もあり、同社独自の経営変革を評価する声も強い。
前2012年3月期の純利益4845億円、前々期比10%の増益に続いて、今2013年3月期も純利益5000億円、前期比3%の連続増益が見込まれている。
PERは6.4倍に過ぎないし、PBRもわずか0.7倍。配当利回りに至っては4.5%という超高利回り。これだけ好条件がそろった銘柄はなかなかない。上昇トレンドが次第に勢いを増していくパターンが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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