【銘柄診断】ネクソンの今12月期は増額を再増額も、中国などの好調が続く

2012年7月4日 16:46

  ネクソン <3659> が7月2日に1616円と4月23日の1588円を更新、新展開に踏み込んできた。

  同社はPC向けのオンラインゲームを世界100カ国以上で配信しており、コンプガチャ問題で波乱の渦に巻き込まれたディー・エヌ・エー <2432> 、グリー <3632> とビジネススタイルは異なる。

  同社もコンプガチャを多少手掛け、配信を中止したが、その影響はほとんど無い。実際、今2012年12月期の業績について、営業利益を従来の452億円か522億円(前期382億円)へ引き上げた。

  ネット環境の整備が進む中国で「ダンジョン・アンド・ファイター(日本名「アラド戦記」)」が飛躍的な売上増となり、昨年12月に配信を開始した「マビノギ英雄伝」も好調。韓国でも「サドンアタック」などが売上げを伸ばしている。そのため今12月期業績について、今回の増額をさらに上回るとの見方が圧倒的に強い。

  そして来2013年3月期も業績躍進が続く見通しで、成長買い相場はなお継続の可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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