【銘柄診断】OKIは収益アップ体質を確立、需給好転も仕手人気を支援
2012年7月4日 16:45
OKI <6703> が人気を盛り返し、4月26日の高値140円に肉薄してきた。中低位仕手株の人気が高まる中、個人投資家の買いが再燃しているうえ、ここ需給の好転が目立ってきたことも手掛かり。
株価の戻りにつれ信用売り残が増加に転じ、直近6月29現在では846万株にまで膨らんできている。信用買い残は1552万株にとどまり、信用倍率は1.8倍と好取り組み状態。日証金では連日株不足が続いており、逆日歩でも発生すると仕手人気はさらに拡大する方向が予想される。
前2012年3月期は営業利益174億円と前々期比57%増益を達成したが、落日の電機株の中にあって本当に少ない増額修正企業。今2013年3月期も営業利益185億円と、前期比6%増益が見込まれている。
徹底的な構造改革を行い収益アップのトレンドに乗ってきたことから、今3月期についても増額修正の見解を持つ向きが増えている。実力を備えた低位仕手系株として人気はさらに高まる方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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