【銘柄診断】JUKIは中国関連として見直される、投資判断最上位もプラス
2012年7月3日 16:51
JUKI <6440> は底値圏脱出にエンジンがかかり始めている。中国の政策への期待感が強まるとともに、ここへきて証券会社が投資判断を最上位としたことをきっかけに見直し機運が強まってきている。
ミシンの売上は3月頃から回復し始め、4-6月期は堅調な増加を示した模様。今2012年12月期第1四半期の1-3月の営業利益は2億3000万円の損失だったが、そこをボトムに持ち直しに向かう見通し。
事実、会社側では第1四半期の赤字を踏まえた上で6月中間決算の営業利益1億円の見通しを明らかにしており、今後の収益回復を想定していることは明らか。
新型工業用ミシンによる中国やアジア地区の販売テコ入れ、部品点数や製造工程が少ない新型機種の発売、国内から中国へ生産移管を進めることなどにより通期では営業利益26億円(前期は9ヶ月の変則決算で8億1500万円)への大幅な好転を見込んでいる。
順調な出直りトレンドを指向することになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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