『紳士の品格』第12話 チャン・ドンゴン、上品な韓服姿に!

2012年7月2日 18:42

 ドラマ『紳士の品格』に出演中のチャン・ドンゴンが、初めて韓服姿を公開するといい関心を集めている。

 チャン・ドンゴンは、1日に放送される『紳士の品格』第12話で、スマートな韓服姿を披露するという。今回公開された写真の中のチャン・ドンゴンは、温かい微笑みと優しい表情が特に印象的で、まるでソンビ(学識が優れて礼節をわきまえ義理と原則を守って、権力と富裕栄華を貪らない高潔な人柄を持った人に対する呼称)そのものだ。

 落ち着いた様子で葉っぱを一枚一枚磨く姿は敬虔さすら感じられる。しかし、何が起こったのか、突然表情を変えるチャン・ドンゴン。視聴者の好奇心が刺激されている。

 このシーンは、先月26日の京畿道一山(イルサン)に位置するドラマセット場で撮影された。チャン・ドンゴンはドラマの設定に合った上品な感じの韓服を選び出すため2枚を厳選し試着、悩んだ末鮮やかな水色と白の韓服に決めたという。スタッフからは、「とても雰囲気が出ている!」「朝鮮時代の紳士はきっとあんな感じだったんだろう!」との感嘆の声が上がっていたとか。

 チャン・ドンゴンは、「キム・ドジンだったらきっとこんな感じではないだろうか」と即席で様々なポーズを取るなどし、シン・ウチョル監督に提案しながら撮影を進めて行ったという。韓服姿で、「こんな風に座ってみたらどうでしょう?」「立つ時はこんな風に」などとキム・ドジンになりきった様子で細かい動作に気を使う姿が印象的だったとか。これに製作陣は、「チャン・ドンゴンは常に台本を持って行動している。チャン・ドンゴンなのかキム・ドジンなのか混乱してしまうくらいキャラクターに入り込んでいて、さすがベテラン俳優は違う!」とチャン・ドンゴンを褒め称えていた。

 製作会社のファ&ダムピクチャーズは、「チャン・ドンゴンは、いついかなる時もキム・ドジンとして考え、また行動しているという感じ。これまで演じたことのなかったコミカルな姿や壊れる姿も躊躇なく演じてくれ、キム・ドジンというキャラクターには格別な愛情を注いでくれているようだ。そんな彼の努力が視聴者をこのドラマにハマらせているのではないだろうか」と伝えた。

 一方、前回の第11話エンディングの部分では、チャン・ドンゴン、キム・スロ、キム・ミンジョン、イ・ジョンヒョクの“イケメン中年4人組”がイ・ジョンヒョンと初対面するシーンが描かれ緊張感を高めた。イ・ジョンヒョンはこれまで、この“イケメン中年4人組”と彼らの初恋相手である母親が一緒に写った写真を持ち歩いていたが、ついに対面することになり、一体この5人にどのような秘密があるのか、視聴者の関心をより一層高めている。(翻訳:宮本りさ)

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