【銘柄診断】サニックスは信用売り残が急増し、新たな相場ステージを迎える
2012年7月2日 15:51
サニックス <4651> は年初来高値を更新して戻り足加速の局面に踏み込んでいる。特に前週の6月28日、29日と商いが急増し、市場人気が大きな盛り上がりを見せている。太陽電池関連株としての見直しが進んでいた相場だが、ここへ来て需給妙味が上乗せされてきた。
株価上昇の中、信用売り残は6月15日申し込み現在の67万株がわずか1週間後の6月22日申し込み現在では405万株へ激増している。信用買い残も226万株から522万株まで増加したが、信用倍率は3.3倍から1.2倍へ急低下した。取組妙味をベースとした、新たな上昇相場へスタートを切ったと思われる。
もともとはシロアリ駆除が主力であったため、その延長線上で最近は太陽光発電システムの販売に力を入れている。また、廃プラスチックを燃料とする発電事業も手掛けており、電力需給がタイト化する中、評価材料となりそう。昨年6月の高値441円へチャレンジの動きに発展することになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目の決算発表】1Q決算発表一番乗りのアドヴァンは観測報道値をほぼクリアし5連騰(2012/07/02)
・コメ兵がブランド品などのオークションに期待し戻り高値(2012/07/02)
・【特集:クールビズ関連銘柄(1)】盛り上がるクールビズ関連商戦(2012/06/03)
・【建設機械関連株展望(1)】欧州・中国停滞、北米と国内好調、国内リースも繁忙(2012/06/10)