【銘柄診断】土屋ホールディングスは太陽光発電関連株としての支援材料が浮上
2012年7月2日 15:48
土屋ホールディングス <1840> (東2)が6月15日の安値139円をボトムに出直り相場に突入してきた。4月高値266円をリードした有力筋も、再度の仕掛けに動き始めている模様。
このほど札幌市が募集していたメガソーラーの運営業者に決まり、新たに太陽光発電関連株として見直し買いを誘っている。2013年3月からメガソーラー発電を開始する計画。買い取り単価42円を前提にすると、完成後は8900万円の利益寄与となる見通しだ。
東北地方に住宅建築やリフォームの拠点を増やし、復興需要の取り込みに力を注いできた結果、今2012年10月期の第1四半期の住宅事業の受注残高は44億7200万円と前年同期比9%増を確保した。
今後の収益環境の明るさを示しており、今10月期決算は営業利益3億1700万円(前期1億400万円)と大幅増益転換の見通しが明らかになっている。
PBRはまだ0.4倍に過ぎない。太陽光発電という新たな支援材料を得て、さらに戻りを指向することが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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