【銘柄診断】太平洋セメントは復興関連の中核銘柄、今3月期の大幅増益に期待

2012年6月30日 14:42

  太平洋セメント <5233> の戻りにスピード感が出てきた。外資系証券がレーティングを引上げ、目標株価を170円から225円に引き上げたことが改めて見直し人気を刺激している。

  国内セメント需要の想定以上の強さ、市況の上昇を織り込んで、今2013年3月期の営業利益について会社計画の360億円(前期291億円)に対して430億円へ上方修正している。業績低迷期に行った徹底した合理化対策がここでの利益上伸のバネになっている。

  セメントは復興需要とともに道路、下水道の整備などインフラ整備の基礎資材で好環境がかなり長く持続する見通しだ。

  海外での展開積極化も加え、会社側では2015年3月期に営業利益520億円を見込む中期経営計画を明らかにしており、復興関連の大本命としての活躍に耐えうる実態を誇る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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