【銘柄診断】日本風力開発は4期ぶりの黒字転換見通しを受け見直し買いが回る

2012年6月30日 14:40

  日本風力開発 <2766> (東マ)が急騰に転じてきた。7月1日からの再生可能エネルギーの全量買取実施を前に、関連株が賑わいを見せる中、同社がこれまで未定としてきた業績予想を発表。

  今2013年3月期の業績は営業利益が15億2000万円と4期ぶりの営業黒字に転換の見通しが明らかになり、俄然見直し人気が膨らんできたもの。

  7月から施行される電力買い取り制度の買い取り価格などが定まり、業績予想が可能になったことが見通し公表の要因。

  風力発電という再生可能エネルギーの将来性を評価して株価はこれまでにも大きな上昇場面を見せたが、これまでは期待とは裏腹に業績は赤字続きで株価も低調相場が続いていたことで、その反動も出たようだ。ただ、PERは40倍と高く、まだ先行した株価をキャッチアップするだけの利益水準には到達していない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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