スズキ、中国で大型二輪車2機種を販売開始

2012年6月29日 17:27

 スズキは29日、多様化する中国の二輪車市場に対応するため、大型二輪車2機種を、二輪車の製造販売合弁会社である済南軽騎鈴木摩托車有限公司とスズキの販売子会社の鈴木(中国)投資有限公司を通じて、7月1日より販売開始すると発表した。

 中国における二輪車は日常の交通手段としての用途が主であるが、近年の所得の向上やライフスタイルの変化に伴い、趣味やレジャーとしての需要が年々高まってきている。スズキはこれらの需要に応えるため、欧州や北米市場で販売している大型二輪車を投入することで、中国の市場を開拓していく方針。

 今回の2機種は、スズキのフラッグシップ大型二輪車「GSX1300R Hayabusa」(排気量1300cm3)およびクルーザータイプの「BOULEVARD(ブルバード) M109R」(排気量1800cm3)で、日本から完成車で輸出し、北京(1店)と上海(2店)の店舗を通じて販売を行う。今後は需要の見込める大都市を中心に順次販売網を拡大させていく計画。

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