【銘柄診断】スターゼンは食の安全の国際認証規格の維持に注力し業績回復狙う
2012年6月26日 16:14
スターゼン <8043> は3月27日の高値272円から調整に転じ、6月5日の222円で一応の底をうったかに見えるが、その後もなお足取りは弱いもので、底値を模索する展開を脱出できない状況だ。
食中毒事件を契機に焼肉店を中心に外食需要が落ち込み、さらに牛肉の放射性物質汚染問題も加わり、前2012年3月期は前々期比8%の減益に見舞われた。
同社は「食の安全・安心」、「品質安定」の基本である国際認証規格「SQF2000」の継続に力を注いでいる。そうした信頼が顧客のニーズを吸収し、業績回復のバックボーンになると見ている。
また株式交換でローマイヤを完全子会社とし、スターゼングループの販売力を生かした事業拡大につながるものと期待されている。今2013年3月期は営業利益33億円と前期比23%増益の回復決算が見込まれている。株価的には明らかに底値ゾーンだが、上値はそれほど大きくないのがここ数年の相場の特徴である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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