【銘柄診断】サニックスは長い整理で相場が枯れ切る、新鮮な波動が見直し加速

2012年6月26日 16:13

  サニックス <4651> は昨年6月の高値441円から、前月5月21日の199円安値まで長い整理を続けていたが、ここへきて太陽光発電関連株としてにわかに脚光を浴び、見直し買いが膨らんできた。

  7月1日から施行される「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の調達価格と調達期間が決まり、太陽光発電の関連銘柄への関心が強まっている。同社の場合、長い整理を経て相場的に枯れ切った状態にあったことで、波動の新鮮さが個人投資家の人気を引き付けている。

  5月の月次売上げが前年同月比20%増と5ヶ月連続で増加するなど、支援材料も株価押し上げのパワーとなっている。前2012年3月期は営業利益が4億900万円と前々期比18%ダウンに見舞われたが、今2013年3月期は営業利益20億円と前期比4.9倍の増益が見込まれている。まだ上昇相場の初期局面と判断できそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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