グリーとバンダイナムコゲームスが包括的業務提携

2012年6月26日 11:21

 グリーとバンダイナムコゲームスは26日、ワールドワイドな事業展開を視野に入れた包括的な業務提携をすることに合意したと発表した。

 今年5月23日にグリーがサービスを開始した、グローバルでシームレスなアプリ提供が可能となる「GREE Platform」向けに、バンダイナムコゲームスのIP(知的財産)を用いたソーシャルゲームを提供する。グリーが持つ、世界最大級のプラットフォームの強固な地盤やソーシャルゲーム運営ノウハウと、バンダイナムコゲームスが持つキャラクターIPを活用したコンテンツ開発技術を最大限に発揮したゲームを展開することで、日本だけにとどまらず、今後市場の拡大、活性化が期待されるグローバル規模でのソーシャルゲーム市場をけん引していく。

 包括的業務提携第1弾タイトルとして、原作コミック累計発行部数1億2,000万部を誇る大人気アニメ「NARUTO-ナルト-」のソーシャルゲーム「NARUTO-ナルト- 忍マスターズ」を、日本で6月27日より、まずはフィーチャーフォン向けから提供を開始する。また、「NARUTO-ナルト- 忍マスターズ」は順次他言語対応し、海外へ展開していく予定。

 今後も、バンダイナムコゲームスが保有する有力IP「テイルズ オブ」シリーズや「アイドルマスター」シリーズのほか、海外向けには、誕生から30年以上がたつ今もなお北米を中心に絶大な支持を得ている「パックマン」を用いたソーシャルゲームを提供していく予定。グローバル市場での新しい可能性を見据え、両社の強みを生かしたコンテンツ配信を通じて、「GREE」とキャラクターIPの認知度向上につなげるとともに、ソーシャルゲーム市場での両社の存在感を発揮していく。

関連記事

最新記事