【銘柄診断】中野冷機は国内、中国ともにコンビニ向けに冷凍ケースなどが好調

2012年6月25日 09:21

  中野冷機 <6411> (JQS)は着実な水準切り上げパターンを描いている。同社は食品店舗向けの冷凍・冷蔵ショーケース等を手掛けている。

  主需要先であるコンビニエンス・ストアが積極的な多店舗化、あるいはは品揃えの拡充を図るために積極的に改装を行っている。そのため、今2012年12月期第1四半期は営業利益14億1200万円と前年同期比2.8倍増益を確保した。

  今12月期は営業利益13億7000万円の見通しでスタートしているだけに、素晴らしいロケットスタートを切ったことになる。つれて6月中間決算を7億7000万円から24億1200万円(前年同期11億8900万円)、今12月期通期の営業利益を30億1200万円(前期26億円)へ増額したが、とてもこの範囲内に収まることはなさそう。

  また、中国子会社も好調。百貨店、スーパーマーケットの大型化、コンビニエンス・ストアの出店増が続いていることが背景。今後の中国での伸びしろを勘案すれば、なお上昇トレンドを継続していく可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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