Google、危機に瀕する言語を救う「Endangered Languages Project」を公開
2012年6月24日 18:54
Googleは、消滅の危機に瀕する言語の情報を収集し、保存することを目的とする「Endangered Languages Project」を公開した(Endangered Language Project、Mashableの記事、ITproの記事、本家/.)。
現在地球上で話されている言語のうち、2100年までに50%が失われると推定されている。言語が消滅することで文化的な多様性が失われ、科学的・文化的に貴重な情報も失われることになる。Endangered Languages Projectでは、世界各地のコミュニティーや研究者、組織などが共同作業するためのツールを提供し、言語に関する資料の保存や公開、危機に瀕する言語を使用するコミュニティーのサポートなどを行う。
危機に瀕する3,054言語のうち、日本では北海道のアイヌ語が「Critically endangered」としてリストされているほか、鹿児島の与論方言と沖縄の与那国方言が「Endangered」、鹿児島の徳之島方言が「Threatened」などとなっている。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | Google | IT
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