ルネサスと若松、スマホ&クラウドで“お手軽”電子工作ができる「がじぇルネ」開始

2012年6月22日 12:50

 ある Anonymous Coward 曰く、

 理系離れもあって、電子工作をする人が減ってきているみたいだが、それを恐れてかルネサスエレクトロニクスと若松通商が手軽に電子工作を楽しめる「がじぇっとルネサス (略称: がじぇルネ)」というサービスをはじめた (@IT Monoist の記事マイナビニュースの記事より) 。

 ルネサスが設計したルネサス製マイコン「RX63N」を搭載した電子工作ボード「GR リファレンスボード」を、若松通商が製造、販売を行って提供する。ボードはルネサス製 32 ビットマイコン「RX63N (RX600 ファミリ)」を搭載した「GR-SAKURA」と「GR-SAKURA-FULL」の 2 種類がある。販売価格は、GR-SAKURA が 3680 円 (税込)、GR-SAKURA-FULL が 4940 円 (税込)。またリファレンスボードは、オープンソースハードウェアで有名な「Arduino」との互換性 (Arduino 仕様のシールドの搭載が可能) がある他、イーサネットにも対応しているとのこと。

 Web ブラウザ上で簡単に開発ができるようのも売り。リファレンスボードをインターネットに接続された PC や Android スマートフォンなどの USB ポートに接続し、がじぇルネのWeb サイトにアクセスするだけで、プログラムの開発・コンパイルができる。同リファレンスボードは USB メモリとして認識されるため、ドラッグ&ドロップで開発したプログラムをダウンロードし、実行することが可能だそうだ。

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