【銘柄診断】シー・ヴイ・エス・ベイエリアは信用売り残の動向が焦点になる
2012年6月22日 15:42
シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> が底練りから一気の上放れ相場に転じてきた。ここ低位仕手系株に人気復活の兆候が強まる中、4月11日高値145円から調整を入れていた同社に見直し買いが膨らんできた。
前2012年2月期は43%の営業減益に見舞われたが、今2013年2月期は営業利益4億1100万円と前期比21%の増益が見込まれている。前期はフランチャイズ契約をサークルKサンクス <3337> からローソン <2651> に切り替えることに伴い、2月末までに全店舗を一時閉店したことが収益悪化の要因。今期はローソンへの切り替えに伴い、売り上げ増が見込まれている。
また6月8日付で東証から一部指定替え猶予期間(株主数)入りの発表があり、株主数増加が必須の事項となったため、それが思惑人気を誘った面もある。再介入の仕手筋は、前回は売り込みをうまく誘って仕手相場に持ち込んであり、今回もここからの信用売り残の動向が注目点になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・東武鉄道は「スカイツリー」来場者が550万人超報道も反応薄(2012/06/22)
・【この銘柄の注目材料】ネットワークバリューコンポネンツの「標的型攻撃」対応のセキュリティに高評価(2012/06/22)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)