【銘柄診断】キング工業は二点底を打ち、以後次第に出直り機運を強める

2012年6月22日 15:42

  キング工業 <7986> (JQS)は5月15日の67円、6月4日の69円で二点底を打ち、以後次第に出直り機運を強めている。

  今2013年3月期の第1四半期の業績は営業利益が1億4100万円と前年同期比4.3倍の大幅増益を達成した。耐火金庫などの鋼製品関連、歯科医療機器のデジタル関連、書庫ロッカー関連など、全体的に好調を維持したことが要因。

  第1四半期で1億4100万円の営業利益を計上したにも関わらず、6月中間決算の見通し7500万円、及び12月通期の見通し1億円は据え置かれた。第1四半期で既に通期の見通しを上回っている実績を踏まえれば、据え置きの措置はやや不合理と思われる。

  3月30日申し込み現在で115万株まで増加した信用買い残は、直近6月15日申し込み現在で68万株まで減少し、整理一巡が強まっている。身軽さを増した需給に増額修正の材料でも加わると、戻り相場がスケールアップしていく可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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