フォルクスワーゲン、待望の4WDモデル「パサート オールトラック」を発売

2012年6月21日 13:47

 フォルクスワーゲングループジャパン(本社:愛知県豊橋市)は21日、同社の人気ミッドサイズワゴン「パサート ヴァリアント」をベースに、「パサート」シリーズの最高峰モデルとして、フォルクスワーゲン独自の本格的なフルタイム4輪駆動システム「4MOTION」と先進的なプリクラッシュブレーキシステムなどを標準装備した「パサート オールトラック」を新たに導入し、本日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで発売開始すると発表した。全国希望小売価格は494万円(税込)。

 「パサート オールトラック」は、ベースモデルの「パサート ヴァリアント」に比べ30mm高められた車高と、車体前後に取り付けられたステンレス調のアンダーガードが付いた専用バンパー、そして、専用ホイールハウスエクステンションなどによりクロスオーバーなスタイリングが強調されている。

 一方、インテリアは、最高級のナパレザーを用いたスポーツシートを標準装備するほか、専用のウッドデコラティブパネルやフルカラーマルチファンクションインジケーターなど、選び抜かれた素材で上質に仕立てられている。「パサート オールトラック」はあらゆる路面環境、あらゆるシーンで高い走破力と快適な室内空間を提供し、環境性能も向上させた「パサート」シリーズの最上位モデル。

 「パサート オールトラック」は、フォルクスワーゲンのダウンサイジング戦略に基づき、これまで大排気量モデルが主流だった上級セグメントでも環境負荷の低減と走る楽しさの両立が可能であることを証明すると共に、その認知を拡大していく使命を担っている。

 フルタイム四輪駆動の「パサート オールトラック」には、前モデルの「パサート ヴァリアント V6 4MOTION」、「パサート ヴァリアント R36」に搭載していた3.2および3.6リッター ガソリンエンジンから大幅に縮小して、2.0リッター TSI エンジン(155kW/211PS)と6速のDSGトランスミッションを採用。さらに、ブレーキエネルギー回生システムを搭載した結果、燃費は11.6km/L(JC08モード)と、従来の3.6リッター V6 4MOTION(9.9km/L:10.15モード)と比べ約10%以上向上、パワフルな4WDワゴンでありながら高い環境性能も有している。

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