【銘柄診断】日産東京販売ホールディングスは取組み拡大に注目、逆日歩発生も
2012年6月20日 16:58
日産東京販売ホールディングス <8291> は6月20日に298円と高値を更新、新展開に躍り出ている。
信用売り残は6月8日申し込み現在の99万株から6月15日申し込み現在では299万株へ200万株もの急増となった。同じ期間、信用買い残も210万株から394万株へ増加しているが、仕手株の中ではここへきて取組みが拡大する数少ないパターン。
日証金では一気に株不足状態に陥ってきており、今後、逆日歩発生―売り方の買い戻しパターンへ発展していく可能性が強そう。
前2012年3月期の営業利益6.3倍という余りにも大きな増益率ゆえに今2013年3月期は営業利益38億円と前期比9%の減益見込み。資本準備金の振替などにより、前期末の繰越欠損金が解消され、今3月期にも復配の可能性が出てきている。戻り相場とは違い、新展開に弾む新鮮な波動が個人投資家の参入を促している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・コナミが反発、最強のロンドン五輪関連株は男子体操か女子レスリングか?=浅妻昭治(2012/06/19)
・【今日の言葉】72の法則とスペイン国債利回り(2012/06/19)
・【介護サービス関連特集(2)】各社とも在宅医療・介護サービス分野の強化方針打ち出す(2012/03/25)
・【特集:ロンドン五輪関連銘柄(1)】関連ビジネスが本格化、経済波及効果に期待(2012/06/02)