みずほコーポ銀、ブラジル中堅銀行を買収

2012年6月20日 13:00

 みずほコーポレート銀行は20日、ドイツの銀行ウェストエルビー・アーゲー(WestLB AG)との間で、関係当局の認可を前提に、同社が保有する在ブラジル銀行子会社ウェストエルビー・ブラジルの発行済株式の100%を取得することについて、6月19日に合意したと発表した。

 ウェストエルビー・ブラジル(所在地:サンパウロ)は、1911年に設立された総資産約15億ドル(2011年12月30日現在)、従業員数66人の、ホールセールバンキングを中心に業務を展開するブラジルの中堅銀行。

 みずほコーポ銀は、サンパウロ出張所を通じてブラジルにおける顧客のニーズに応えてきたが、今回の買収を契機に、日系・非日系企業の顧客のブラジルへの新規進出・事業拡大を現地でサポートする体制を一層強化し、更なるサービス向上を目指していく。また、ブラジルにおける現地企業向けファイナンス供与や各種プロジェクト案件への参画等を通じて、ブラジル経済の更なる発展に貢献していく方針。

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