JFEエンジニアリング、コスモ石油系列のスタンドでEV用急速充電器の実証事業

2012年6月20日 11:42

 JFEエンジニアリングとコスモ石油は20日、コスモ石油のガソリンスタンド(GS)にJFEエンジニアリングが開発した電気自動車(EV)用の蓄電池搭載型急速充電器「RAPIDAS」(ラピダス)と太陽光発電設備(PV)を設置し、EV時代に対応するガソリンスタンドの実証事業を行うと発表した。

 セルフ&カーケアステーション瀬谷(神奈川県横浜市瀬谷区下瀬谷3-18-12)で実証を行う。設置時期は2012年7月で、実証期間は2014年3月31日まで。

 今回行う実証は、ラピダスに内蔵した蓄電池にPVで発電した電力と夜間の商用電力を蓄え、EVへの充電サービスとGSへの給電を行うもの。負荷ピーク時に商用電力からの受電を削減し、GSの電力使用の平滑化を図り、また同時に、災害時など停電の際に給油機能を維持するための実証も行う。

 なお、今回の実証事業は、環境省の「平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業(競争的資金)」に、JFEエンジニアリングが応募し、採択されたもの。

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