パナホーム、女性向け賃貸集合住宅の新ブランド「ラシーネ」を全国展開

2012年6月19日 17:51

 パナホームは18日、女性が自分らしく生きるための“くらし価値”を提案する賃貸集合住宅の新ブランド「Lacine(ラシーネ)」を、7月1日から新しく全国展開すると発表した。

 「ラシーネ」は、入居者のターゲットを女性とし、建物と運営・サービスの両面で高付加価値化を図ることで入居者ニーズに応え、オーナーには競争力ある経営を提案する賃貸集合住宅の新ブランド。今後は、単身女性をはじめ、既婚の共働き女性、子育て主婦、シングルマザー、高齢者と同居する女性、単身高齢者まで、女性のライフステージに合わせた最適な付加価値を提案していくという。

 パナホームは、単身女性を対象にした短期体験入居型の賃貸集合住宅「ラシーネ井の頭」(東京都三鷹市・全10室)を昨年6月にオープンし、これまで運営してきた。主な特長は、「2~4週間の短期体験入居“おためしステイ”」、「デザイン性の高い建物・間取り・インテリア」、「パナソニック製の省エネ家電+美容機器を装備」、「共用サロンで、入居者交流イベントや美容・料理等のセミナーを開催」など。オープン以来、1年間で約110人が“おためしステイ”を体験した。

 今回の新ブランド「ラシーネ」の全国展開は、「ラシーネ井の頭」の運営で得たノウハウを商品や事業スキームにフィードバックさせたもの。具体的には、「ラシーネ」の賃貸集合住宅を全国で展開するほか、短期体験入居で運営する賃貸集合住宅を、「おためしステイ」として「ラシーネ井の頭」を中心に首都圏で展開する。さらに、「ラシーネ」の展開にあたり、企業内研究所として、パナホームやパナホーム不動産、パナソニック、女性プロデューサー、女性建築家等で構成する「ラシーネ研究所」を発足する。

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