【銘柄診断】サイバーエージェントはコンプガチャの影響を注視、株価は底入れ

2012年6月13日 09:12

  サイバーエージェント <4751> (東マ)に個人投資家の突っ込み買いの動きが広がり、活況相場が続けている。コンプガチャ問題を契機に5月2日の25万4800円から急落に転じ、6月4日に14万5000円まで売り込まれた。1ヶ月で高値から44%の下げを経験したことで、ひとまず値ごろ買いの動きが流入している。

  また、昨年来の高値が昨年7月28日と、ゲーム関連株の中では最も先行、その分整理が行き届いていることも、ここでの戻りの軽快さにつながっている。

  コンプガチャ停止の影響については業績への影響について精査中で、現在は今2012年9月期の業績、営業利益170億円、前期比18%増の見通しは据え置かれている。

  ただ、問題は来2013年9月期の見通し。ここらあたりの霧が晴れないようだと、株価の本格反騰は難しい。ひとまずどこまで戻るかのチャレンジの動きにとどまりそう(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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