パソナ、日系企業に米在住アジア人留学生を紹介するサービスを開始

2012年6月12日 16:57

 米国にてグローバル人材の紹介や採用コンサルティング、アウトソーシングサービスを行うPasona NA,Inc.(パソナNA、本社:ニューヨーク)は、米国在住アジア人留学生を幹部候補生として主に日系企業に紹介する「グローバル・タレント紹介サービス」を開始する。

 パソナNAによると、現在、米国に留学している外国籍学生は前年度比5%増の72万3277人で、そのうち中国人留学生は前年度比23.5%増の15万7558人に上り、2位インド、3位韓国とアジア人留学生が増加傾向にあるという。一方で、米国の就労ビザ発行数の規制強化が進んでおり、留学を終えた優秀なアジア人留学生に対する帰国後の就職支援のニーズが増加している。

 今回パソナNAは、主に日系企業のグローバル人材ニーズに応えるため、米国に留学中の新卒・第二新卒アジア人留学生を将来の幹部候補生として企業に紹介する「グローバル・タレント紹介サービス」を開始する。米国のみならず企業の海外拠点における採用ニーズに対して、日本人に限らず米国在住のアジア人留学生の募集から採用、また人事制度設計などのグローバル人事コンサルティングをはじめ、海外就職・転職を支援する専門求人サイトや就職フェアの開催などを通じて、パソナグループの海外ネットワークを活かしながら企業の人事戦略をクロスボーダーでサポートしていく。

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