【銘柄診断】NECは個人投資家の押し目買いが膨らむ、底入れ・出直りを探る
2012年6月11日 18:48
NEC <6701> は100円大台接近で個人投資家の買いが膨らんできている。そのためここへきては値保ちの良さが目立ち、25日線の118円を上回るようだと、底入れ、出直り相場へ波動が切り替わるパターンだ。
前2012年3月期の業績悪化(純利益は1102億円の欠損)を受け、構造改革の実施を表明。1万人(グループ従業員5000人、外部委託など協力会社5000人)の人員削減をはじめとしたコスト低減策など中心に、事業の選択と集中を進めている。
主力のITサービス需要が緩やかな回復基調にあり、今2013年3月期の営業利益は1000億円(前2012年3月期は737億円)の大幅増益が見込まれている。今3月期は3期ぶりの年4円の復配を公表しており、配当利回りは3.5%の高い水準。PBRの0.4倍も中勢的には買い場に届いていることを示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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