【銘柄診断】PLANTは高収益体質を確立、今9月期も連続増益確保の見込み

2012年6月11日 16:27

  PLANT <7646> (JQS)は4月23日の年初来高値920円から調整に入っていたが、5月15日の675円で底入れ、以後は戻り機運を強めている。

  同社は福井県に本社を置く、生活必需品中心にスーパーを展開している。福島の原発事故で1店が営業を停止中で環境は厳しいが、今2012年9月期の3月中間決算は営業利益15億6000万円と5%増益を達成した。同社の経営戦略は、「他社に負けない圧倒的な品揃えと低価格」「店舗における徹底したローコストオペレーション」。

  中間決算では売上げは前年同期比4%ダウンしており、店舗運営効率化による高収益態勢が確立していると見ていい。今9月期については営業利益30億円、前期比2%増益が見込まれている。

  配当利回りは3.9%に達しているほか、PBRも0.7倍に過ぎない。PERに至ってはわずか3.3倍。出直り相場本格化を待つ動きが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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