【銘柄診断】ホンダは5月の米国販売急増、今期増額への期待感が強まる

2012年6月4日 22:01

  ホンダ <7267> は底打ちが接近している。チャートは3段下げ入りを確認しており、整理の最終局面に入ったことを示している。しかも個人投資家の押し目買い機運が強い。

  株価は3月15日が年初来高値だが、信用買い残は3月16日申し込み現在の187万株から、直近5月25日申し込み現在の531万株まで、ほぼ一貫して上昇してきている。

  5月の米国新車販売台数はアコード、CR‐Vの好調などで、前年同月比は47%の大幅増を達成、アナリストの今2013年3月期の増額修正予想を裏づけるかのような好調ぶりだ。

  配当利回りは3.1%に達しており、ホンダが利回りで買い対象になるのはそうない現象だ。好業績の織り込み一巡の足取りだが、今3月期の増額修正期待の台頭を感じながら、底打ち反転高のコース入りが有力だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題】ソニー44年ぶりの1000円割れ、「SONY神話」復活なるか(2012/06/04)
【話題株】大和ハウス工業は小反発、東電子会社買収も全般相場に押される(2012/06/04)
電子書籍関連銘柄特集(4)=電子書籍市場の主役を目指す連合体は?(2011/05/10)
地熱発電特集(1):地熱発電はCO2排出量が少なく再生可能な自然エネルギー(2011/05/04)

関連記事

最新記事