【話題】ソニー44年ぶりの1000円割れ、「SONY神話」復活なるか
2012年6月4日 16:31
ソニー <6758> が、17円安の996円と4営業日続落、4ケタを割り込んだ。安値は990円まであった。1990年以降での1000円割れはなく、遡ると1968年(昭和43年)以来で実に44年ぶりのこと。
欧州信用不安、円高が影響している。さらに、昭和43年頃といえば日本の本格的「3Cブーム」時代の幕開けでありSONYの全盛時代の始まりだった。ほぼ半世紀が経過し、日本の家庭には電気製品が行き渡り普及率は高く、しかも、韓国勢にシェアを奪われてしまった。
今回の株価4ケタ割れが、「アク抜けで底となるか」、それとも、「4ケタ割れは新たな下値相場への始まりか」。大いに注目されるところだ。ソニー株ファンとしては「SONY復活」を期待したいところではある。それにしても上場来高値3万3300円(2000年)に対してはずいぶん安くなっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題株】大和ハウス工業は小反発、東電子会社買収も全般相場に押される(2012/06/04)
・【株式市場】ユーロ不透明で政局への不安もあり日経平均ついに年初来安値(2012/06/04)
・【上方修正銘柄】セイコーホールディングスは純利益上方修正・黒字転換幅拡大ももみ合いが続く(2012/06/04)
・ヤマトホールディングスはアジアでの宅急便を材料に堅調(2012/06/04)