中国、リモートセンシング衛星「遥感15号」を打上げ

2012年6月4日 11:00

 中国国家航天局(CNSA)は北京時間5月29日15時31分(日本時間16時31分)、リモートセンシング衛星「遥感15号(Yaogan-15)」を載せた「長征4号丙(Long March 4C)」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、「遥感15号」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

 「遥感15号」は中国航天科技集団公司所属の上海航天技術研究院が開発した新型のリモートセンシング衛星で、主に科学実験、国土資源調査、環境保護、農作物の防災などに使用されるが、軍用目的もあると指摘されている。遥感シリーズの衛星は5月14日に続き、今月2回目。

 なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって164回目の打ち上げだった。

 ■我国成功発射“遥感衛星十五号”
http://www.cas.cn/xw/kjsm/gndt/201205/t20120530_3587401.shtml

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