【今日の言葉】国債だけでなく日本株に見直し余地はないのか?

2012年6月1日 09:54

  『国債だけでなく日本株に見直し余地はないのか』=欧州不安を受けて日本の10年物国債利回りが、前日(31日)、0.823%に低下。一時、0.81%台まで下げた。減配などがなく配当金が一定なら、株価と配当利回りの関係と同じように、国債も利回りが低下することは国債の価格が上昇する。

  しかし、株も国債も上がり過ぎれば、どこかで反動安が来る。今は、ギリシャ、スペインなどの不安から資金が欧州から日本、アメリカ、ドイツへ逃避の最中。まだ、「上がり過ぎ」とは言えないのかもしれない。

  日本は世界から安心できる「選ばれし国」というわけだ。ただ、思うに、なぜ「円」だけでなく、「日本の株」も見直されることにならないのだろうかと。資金の性格が違うということか。それとも、オリンパス <7733> のような不正経理のツケで信用できないということなのだろうか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】日本風力開発は業績低迷が響き低調、浮上への支援材料も見通し難(2012/06/01)
東京ドームは続落も巨人ファン、アンチ巨人が呉越同舟のアノマリーも?!=浅妻昭治(2012/06/01)
【特集】セクター別動向「小売(百貨店)関連」(1)(2012/03/10)
【小売(家電量販店)特集(1)】特需反動減で厳しい状況、収益改善期待(2012/04/07)

関連記事

最新記事