【銘柄診断】ジェイエイシーリクルートメントは人材紹介事業が好調に伸びる

2012年5月30日 21:37

  ジェイエイシーリクルートメント <2124> (JQS)が目先調整一巡から出直り相場入りのニュアンスが強くなってきた。同社は人材紹介事業がメーンで、求職者の転職希望条件と企業の求人依頼内容を照合し、マッチングを行っている。

  自動車や機械、化学メーカー、SNS運営各社向けの人材紹介事業が好調に推移、低採算の人材派遣事業からは前期に撤退した。各種のコスト引き下げ効果も加わり、今2012年第1四半期の営業利益は2億1500万円と前年同期比8%増を達成した。

  第1四半期の好調を踏まえ、6月中間決算について営業利益を従来の3億5700万円から5億4300万円と前年同期比34%増へ引き上げた。今期後半の経済動向が不透明として、会社側は通期見通しについて営業利益9億1800万円、前期比16%増の見通しを据え置いている。

  日本の人材ビジネスの市場は、雇用形態の多様化、人材採用のアウトソーシング化、転職市場の活性化等により、更に拡大する方向にある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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