三菱電機、赤色レーザー光源を使ったパネル搭載55型液晶テレビを発売
2012年5月30日 16:04
三菱電機は30日、液晶パネルのバックライトに赤色レーザー光源とシアン色LEDを使うことにより、これまでの液晶テレビでは表現できなかった色彩や質感を鮮やかに再現する55V型の液晶テレビ「REAL LASERVUE(リアル レーザービュー)」を、6月29日に発売すると発表した。
バックライトの光源に赤色レーザーとシアン色LEDを使った新開発の液晶パネル「LASERVUE Panel」を搭載したことにより、特に赤系の再現性や階調表現が向上したほか、緑と赤の光波長をきれいに分離することで緑や青など他の色再現性も向上。表現できる色の範囲が白色LEDバックライトの液晶テレビに比べて1.29倍に拡大し、これまで液晶テレビでは表現できなかった色彩や質感を鮮やかに再現する。
また、ブルーレイディスクレコーダーとハードディスク(HDD)の両方を内蔵しているほか、ウーハー2個を含めたスピーカー10個全てに、透き通った音を奏でる「DIATONE(ダイヤトーン)NCVスピーカー」を搭載しており、「録る」、「見る」、「残す」、「聴く」の1台4役のオールインワンモデルとなっている。