【銘柄フラッシュ】ルネサスエレクトロニクスが急反発しグリーやソフトバンクも高い

2012年5月30日 12:34

  30日前場は、NY株の125ドル高よりユーロ安の再燃を嫌う展開となり、ソニー <6758> が反落2.2%安。パナソニック <6752> も反落となり、本社機構に続き通信・システム関連部門でも大改革と伝えられたものの3.0%安。一方、東証1部の売買代金1位はソフトバンク <9984> となり、ユーロ安・円高の影響が少ないこと、世界で初の放射線測定機能のついたスマートフォンを昨日発表したことを材料に2.4%高。

  ルネサスエレクトロニクス <6723> は日証金の規制実施を受けて需給妙味が際立つ形になり、証券会社の目標株価も伝えられ一時ストップ高となり前引けは28.9%高と急反発。値上がり率1位。昨日の値下がり率1位から大転換。

  東証1部の値上がり率1位はルネサスエレクトロニクス <6723> の28.9%高、2位は新日本科学 <2395> の10.2%高となり厚生労働省のバイオバンク構想が材料とされ出直り急、3位は住友鋼管 <5457> の9.9%高となりPER9倍台やPBR0.5倍台を評価と出直り拡大。

  電気興業 <6706> は急反発の7.8%高となり携帯各社が夏の新製品を発表し通信網の強化に期待との見方、太平電業 <1968> は電力設備のメンテ需要に関連とされて6.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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