【銘柄診断】グッドマンジャパンは少数株主提案により1株7万円で買い付け
2012年5月29日 21:33
グッドマンジャパン <8992> (東マ)が急騰に走ってきた。親会社マッコーリー・グッドマン・ジャパン(MGJ)が完全子会社化することを決定したことが手掛かり。少数株主である個人株主がMGJに1株7万円での買い取りを求めた株主提案行い、それが受け入れられたもの。7万円での株式買い取りなど完全子会社化に必要な議案を6月26日の株主総会に付議する。
MGJが完全親会社となることにより、MGJを含むマッコーリーグループ及びグッドマングループからの資金調達の実現可能性が高まるとともに、マッコーリーグループ及びグッドマングループの信用力を背景にした外部からの資金調達の可能性も高まると想定されている。
なお、上場を維持するためには会計基準の厳格化、金融商品取引法上の内部統制報告制度、IFRS(国際財務報告基準)準拠による開示開項の変更への対応などが必要となり、株式未公開化によりそうした費用を削減できることで、MGJによる完全子会社化が実現した場合、同社株は8月27日に上場廃止となる見通しだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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