【銘柄フラッシュ】明和産業などの仕手系株が活況でパナソニックも堅調
2012年5月29日 12:19
29日前場は、対ドルで円安基調になり、全般底堅い中、大規模なリストラ観測が伝えられたパナソニック <6752> が1.2%高となり、東証1部の売買代金3位。売買代金2位はシャープ <6753> となり、話題をパナソニックに取られた印象で反落0.2%安。売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> の0.3%安。
ルネサスエレクトロニクス <6723> は台湾企業との協業拡大を好感した一方、上位株主の日立製作所 <6501> やNEC <6701> が構造改善に向けた資本増強には冷たい反応と伝えられ12.7%安。東証1部の下落率1位となった。
東証1部の値上がり率1位は廣済堂 <7868> の14.0%高となり仕手関連とされ前期の業績絶好調で特定筋の再注力がいわれ急反発、2位はルック <8029> の7.4%高となり仕手性の強さがいわれて4日ぶりに高値更新、3位のアルバック <6728> はシャープ <6753> の提携先の鴻海精密工業グループが中国に建設する液晶パネル工場に関連する思惑ありとかで7.1%高。
ニチハ <7943> は需給妙味あり復興需要に期待とされて急反発の6.7%高、明和産業 <8103> は大物仕手筋の本尊・加藤氏関連株として思惑再燃の様子で急反発6.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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