関電の海南火力発電所3号機が運転停止
2012年5月28日 19:13
関西電力は28日、海南火力発電所3号機(和歌山県海南市、定格出力:60万kW)について、通常運転中の5月27日20時10分頃、巡回点検中の作業員がボイラからタービンに蒸気を送る配管付近において漏水を発見し、その後の点検で蒸気が漏れているような音が確認されたことから28日0時12分に運転を停止したと発表した。
運転停止後、ボイラの冷却を行い、配管の保温材を剥がして点検を行った結果、ボイラの出口付近にある圧力を測定する計器用配管の付け根付近から蒸気が漏れていることが判明した。なお、今後については、「できるだけ早期に運転が再開できるよう修理に努めていく」としている。