【銘柄フラッシュ】日本橋梁やサニックスが活況高となりソニーやグリーは安い

2012年5月28日 12:19

  28日前場は、円相場の高どまりやNY株式の下落を受け、朝方にソニー <6758> とパナソニック <6752> が相次いで安値を更新し、前引けは各々2.5%安、3.0%安。東証1部の売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> となりスペインやギリシャの銀行を巡る話題が手控え要因になり前日比変わらず。ただ、売買代金2位はシャープ <6753> の2.1%高。

  グリー <3632> は2.3%安となり、ディー・エヌ・エー <2432> は安値更新の3.9%安。両社などの業界6社が例の「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)廃止や射幸性の高いシステムの自粛などを発表と伝えられ、あらためて業績ダウンを懸念。

  東証1部の値上がり率1位はアゴーラ・ホスピタリティー・グループ <9704> の10.0%高となり収益回復期待と前身の東海観光の仕手性がいわれて出直り拡大、2位は日本橋梁 <5912> の9.6%高となり仕手材料株を物色する前週後半からの潮流に乗り反発、3位はサニックス <4651> の6.3%高となり太陽光発電設備を取り扱い夏の電力不足に関連すると急反発。

  カカクコム <2371> は信用倍率1.3倍前後の妙味がいわれ前週の電通 <4324> との提携を見直すと急反発の6.2%高、エイベックス・グループ・ホールディングス <7860> はみずほインベスターズ証券の投資判断の引き上げが伝わり5.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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