【銘柄診断】マックハウスはトータルコーディネート重視を徹底し連続増益へ

2012年5月26日 11:02

  マックハウス <7603> (JQS)は5月22日に780円の昨年来高値を示現するなど、全般の軟調相場にも関わらず上昇力を維持している。

  前2012年2月期は営業利益20億6400万円と、前々期の6億3300万円の損失から急回復決算を果たした。続く今2013年2月期も営業利益23億円と前期比11%増の好調決算を維持する模様だ。

  ジーンズの売上げが堅調なほか、トータルコーディネート重視の提案を各店舗に徹底させたことなどでメンズ部門が伸び、レディス部門もデニムを含むジーンズが好調。フリーマガジン「NANA Style」の発行、テレビCMの実施、モバイル会員向けの機動的な情報発信・割引施策なども業績押し上げに寄与した。

  今2月期より商品展開を開始している「Lee Cooper」ブランドについては、そのブランドイメージを尊重しながら、幅広い客層を取り込めるブランドとして育てていく意向だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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