【銘柄フラッシュ】プリマハムが急伸し太平洋興発も高く不動産株も堅調

2012年5月25日 16:48

  25日後場は、JT(日本たばこ産業) <2914> が欧州企業買収を材料に一段ジリ高となり、5.2%高で東証1部の売買代金1位。代金2位はソニー <6758> の4.5%安。シャープ <6753> は朝方活況高となったが伸びきれず、後場は軟調で売買代金4位の1.0%安。

  不動産株が人気化し、米ゴールドマン・サックスが日本で4年ぶりに不動産投資を本格化と伝えられたことを材料に、ユーロ安・円高の影響も少ないとの見方で三井不動産 <8801> は1.8%高、サンフロンティア不動産 <8934> は4.8%高。

  東証1部の値上がり率1位はアーク <7873> の9.5%高となり業績回復を手掛かりに小型軽量妙味が再燃と騰勢再拡大、2位は太平洋興発 <8835> の9.3%高となりオーストラリアの炭鉱ストライキを材料に高値更新、3位にはプリマハム <2281> の7.5%高が入り中国での合弁生産を再評価と急反発の7.5%高、4位はテイクアンドギヴ・ニーズ <4331> の7.5%高となり浮動株比率の低さに一部の投資グループ参集との見方あり戻り高値。

  シスメックス <6869> は信用売り残に逆日歩が発生し厚生労働省の「バイオバンク」計画を材料に6.6%高、アイロムホールディングス <2372> も「バイオバンク」計画を材料に5.8%高、ドーン <2303> (JQS)は5月末の株式分割と配当を一部の資金が狙うとされ朝方6日連続ストップ高となり大引けは軟調3.2%安となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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