【銘柄診断】旭情報サービスは高利回りが下値を支える、業績は連続増益見込む

2012年5月25日 09:32

  旭情報サービス <9799> (東2)は5月18日に640円の年初来安値を更新、下げを鮮明にしてきている。

  3月26日に730円の高値を示現した後、直下型の下げに見舞われたが、これは30円の高配当を確保した向きの売りによるものと推定される。

  現在、株価は年初来の安値圏にあるが、配当利回りは4.6%にまでアップしており、下値を支える要因となりそう。

  業績は順調で前2012年3月期は営業利益3億9700万円(前々期3億4000万円)を確保し、今2013年3月期も営業利益5億1000万円、前期比28%の連続大幅増益が予想されている。

  景況に比較的左右されない運用管理業務を中心としたネットワークサービスに軸足をおき、上流工程への移行と一括アウトソーシングの拡大による高付加価値化を進めていく。

  また、ITサービスのクラウド化への対応や多様な業種にわたる運用ノウハウを活かしたソリューションなど、同社の強み・得意分野の強化を図っていく。高利回りとともにPBRも0.9倍と割安だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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