メルセデス・ベンツ日本、新型「スマート フォーツー」を発売 159万円から
2012年5月24日 18:29
メルセデス・ベンツ日本は24日、最小限のボディサイズに最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカー 「スマート フォーツー」(クーペ/カブリオ)の新型モデルを、本日より全国のスマート正規販売店を通じて発売すると発表した。価格は159万円(税込)から。
新型スマートのエクステリアは、大型化されたフロントグリルに立体的なハニカム構造のデザインを施し、クローム加工されたブランドロゴを配置した。また、立体的なデザインのサイドスカートおよびリアスカートにより、スポーティな印象を与えている。さらに、ボディカラーに新色のダークグレーマットを設定した。
また、ラインアップおよび価格を見直し、ベースグレードの「スマート フォーツー クーペ mhd」は、従来モデルから25万円価格を抑え159万円という魅力的な価格を設定した。同時に、多くの顧客の要望に応えるため、装備の異なる「スマート フォーツー クーペ mhd プラス」、「スマート フォーツー クーペ mhd パッション」を設定した。
さらに最高出力62kW、最大トルク120Nmを発生するターボエンジンを搭載したモデルをクーペ/カブリオにそれぞれ設定。15インチ3ダブルスポークアルミホイールや本革巻3スポークスポーツステアリング(パドルシフト付)等のスポーティな内外装によりダイナミックな走りを提供する。
なお、アイドリングストップ機能を装備する「スマート フォーツー クーペ mhd」の各モデルは、「平成27年燃費基準」を達成したことからエコカー補助金対象車となる。
また、メルセデス・ベンツ日本は今回、「smart fortwo electricdrive(スマート電気自動車)」の予約受付を開始すると発表した。スマート電気自動車の納車開始は年内を予定しているという。
スマート電気自動車は最高出力55kW、最大トルク130Nmを発生する電気モーターを搭載し、最高速度120km/h以上を達成。ゆとりある動力性能を発揮する。またリチウムイオンバッテリーのエネルギー容量は17.6kWhと非常に高効率で、フル充電で140km以上(NEDC:ヨーロッパ測定値)の航続距離を実現。充電時間は0%から100%まで約8時間で完了するため、夜に充電すると翌朝すぐに使用できる。