【銘柄フラッシュ】日本橋梁が一段急伸しグリーや合併発表のハザマも堅調
2012年5月24日 16:31
24日後場は、朝方を除いて軟調だったソニー <6758> が再び堅調に転換し、大引けは0.8%高。ユーロ安・円高の一服をみて買い直す動きが広がり日経平均も堅調転換。シャープ <6753> は前引けの4.3%高から大引けは7.1%高と強調。みずほフィナンシャルグループ <8411> は1.8%高など、大手銀行株も尻上がり。東証1部の売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> となり0.9%高。2位はキヤノン <7751> の2.2%安。
ハザマ <1719> は前引け後の11時30分に安藤建設 <1816> との合併を発表。存続会社はハザマということで買いが集中。つれて安藤建設と同様に株価が2ケタの東洋建設 <1890> は復興需要を背景に今期の業績が大きく回復と値を戻す相場になった。
グリー <3632> は前引けの1.1%高から大引けは4.5%高。ディー・エヌ・エー <2432> は0.3%安から2.0%高と、ともにジリ高。木曜発売の週刊B誌が前週号から交流ゲーム業界に関する「追及キャンペーン」なる記事を連載と伝えられたものの影響薄。
東証1部の値上がり率1位は日本橋梁 <5912> の80円ストップ高12.8%高となり西日本旅客鉄道 <9021> が大規模な耐震補強投資を発表と伝えられたことを思惑材料に仕手株の本領発揮、2位はピーエス三菱 <1871> の19.7%高となり前引けの1位からは後退も同様の思惑で後場一段高、3位はサクラダ <5917> の13.3%となり同様の思惑で2ケタ妙味を発揮。4位も鉄構・橋梁の宮地エンジニアリンググループ <3431> となり9.4%高。
ホクシン <7897> は「がれき」再資源化で面白そうとの見方で軽量株妙味を発揮し高値更新の9.2%高、高田機工 <5923> は在阪の鉄構・橋梁株で日本橋梁やサクラダが動くなら条件反射と7.9%高、エス・エム・エス <2175> は外国人介護士の帰国が最近相次ぐと伝えられ人材需要などに思惑広がり6.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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