チェ・ジウ、美術館で保育園児たちと美術を楽しむ
2012年5月23日 18:47
女優チェ・ジウが20日、京畿道(キョンギド)加平(カピョン)にあるガイル美術館の“一日名誉キュレーター”に任命され、韓国私立美術館協会主催の「2012ミュージアムフェスティバル」に出席した。「旅-ワインの心理学」展の観覧や、サンノク保育園の園児36人が対象の芸術体験教育プログラムに参加した。
サンノク保育園は、チェ・ジウと彼女のファンクラブ「スタージウ」の会員たちが毎月ボランティア活動を続けて5年目になる保育園だ。今回、5月の「家庭の日」に合わせて、ガイル美術館とチェ・ジウと「スタージウ」が協力して園児たちとの春の散歩や文化体験イベントを用意した。
学校で学ぶような型にはまった美術教育ではなく、子供たちの芸術的センスを養うための今回のプログラムは、まずホン・ソンミ副館長の「旅-ワインの心理学」展に関する説明から始まり、次に美術館観覧マナー講義が行われた。
続いて普段から美術に格別な関心があったチェ・ジウが子供たちの前で創意体験教育プログラムを行った。様々な人々の文化芸術体験の機会を広げるために用意されたこのプログラムは、“一日キュレーター”を勤めるチェ・ジウの活気に満ちた雰囲気作りが功を奏して観客から好評を受けた。
彼女は引き続きガイル美術館の後援により館内アートホールで行われた「ユン・サンジュンマジックショー」を観覧、またサンノク保育園の子供たちとの様々な文化体験活動を行うという1日だった。
今回のイベントを終えてチェ・ジウは、「子供たちとの芸術体験プログラムに参加して、彼らと一緒に北漢江(プッカンガン)沿いの美しい美術館を観覧できたこと、また創意力を養う体験プログラムは意義のある時間だった」とコメント。絵画に集中する子供たちの輝く瞳や自然の中で思う存分走りまわる彼らの明るい表情はいつまでも記憶に残るだろうと話した。
ガイル美術館は、大衆向けに現代美術を発信・共有する複合文化空間として今年で10年目になる。また文化体験と疎遠な人々のために今後も継続して様々な創意的体験ができるプログラムや展示を実施する予定だ。
現在行われている「旅-ワインの心理学」展は2012年7月4日までの予定。(翻訳:中島礼子)