【銘柄診断】マミーマートは連続増益の実力を見直す、低価格戦略の推進が奏功

2012年5月23日 13:54

  マミーマート <9823> (JQS)は軽快な上昇トレンドを継続中だ。それも昨年3月16日の1030円を起点とするロングラン相場で、5月18日の高値1550円は1999年11月以来の水準である。

  今2012年9月期の3月中間決算は営業利益13億800万円と前年同期比4%増を記録した。期初は11億8000万円の見通しでスタートしており、予想を上回る着地となった。同社は埼玉県地盤の食品スーパーだが、徹底したコストダウンによる低価格戦略の推進、顧客ニーズに対応した良質で割安感のあるディスティネーション商品(顧客がその商品を目指して来店する商品)の開発などが収益アップの要因。

  スーパー全体の売上げがダウンしている中での好業績が株価見直しの根本的な背景と思われる。今9月期も営業利益19億円と前期比3%増が見込まれているが、これで4期連続の増益となる。見直し相場はなお継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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