【銘柄診断】フランスベッドホールディングスは中国の合弁会社設立が支援材料

2012年5月19日 11:23

  フランスベッドホールディングス <7840> は底値圏での展開になっている。業績はすこぶる好調だ。前2012年3月期の営業利益は16億2500万円と前々期比2.7倍増益を達成した。続く今2013年3月期の営業利益も23億2000万円と42,7%の大幅増益が見込まれている。

  拠点を新設したことなどにより介護ベッド、介護用品の売上が拡大、営業利益は15億9000万円と前期比2.7倍の大幅な増益となった模様だ。

  日本は世界一の高齢化社会を形成中で、介護・医療・健康関連などの分野は今後とも市場が拡大方向にある。また、日本に続いて高齢化率の高いヨーロッパ諸国や、高齢化が急速に進むアジア諸国など、海外でも事業展開の余地が広がっている。

  特に中国市場については、今後、急速に高齢化が進むことが予想され、3月22日に中国国内の病院・老人ホーム・在宅向け医療・介護用品市場への参入を狙い、中国国内に医療・介護用ベッド等を生産する合弁会の設立を発表した。今年7月以降に稼動を開始する予定だが、海外展開は新たに株価の上昇を促す材料になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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