Forbes曰く「Steve Ballmerは最悪のCEO」

2012年5月18日 06:00

taraiok 曰く、 Microsoft嫌いで知られるForbesのコラムニストAdam Hartung氏が、「解雇されるべき5人のCEO」と題した記事を書いている(Forbes本家/.)。

 その記事のワースト1位として上げられたのは、MicrosoftのCEOであるSteve Ballmer氏。その項目では、「間違いなくBallmer氏は、今日のアメリカ上場企業の中で最悪のCEOだ」と述べられている。

 Microsoft自体はモバイルミュージックや携帯電話、タブレットPCといった市場の成長に助けられているものの、Ballmer氏のCEO就任後、株価は2000年に一株60ドルをマークしたものの、2002年には一株20ドルに落ち、現在ではごくたまに30ドルに戻る程度と、企業としてはまったく成長していない。

 さらに、Ballmer氏はWindows Vistaの失敗や、Windows 7やOffice 2010ではAppleのようにユーザーを興奮させるものを何も生み出せなかった、といった点の反省が見られない。Microsoftの生態系を保つためのビジネスパートナーとして知られているデル、ヒューレット・パッカード、ノキアは年内に発売される予定の「Windows 8」に社運を賭けているが、Ballmer氏の悪い指導力はMicrosoftを超え、これらの企業の成長と利益を犠牲にし、各企業の株主価値を破壊することになるとした。

 スラッシュドットのコメントを読む | ビジネス | マイクロソフト

 関連ストーリー:
マイクロソフトが米大手書店の電子書籍事業に 3 億ドル出資 2012年05月07日
GmailからHotmailへの移行を試したIT編集者、2週間で断念 2012年04月28日
Facebook、Microsoft から 650 件の特許を買収 2012年04月26日

 

関連記事

最新記事