【話題】日経平均の日足が13本陰線後やっと陽線、当面、材料空白に

2012年5月17日 16:18

  17日(木)の日経平均は、寄り付き8789円に対し引け値8876円となって日足陽線となった。日経平均の日足は16日(水)まで、実に、連続13本の陰線が続いていたから日足14本目にしてやっと陽線となった。

  ギリシャ再選挙など欧州の信用不安を嫌気して下落が続いていた。14本目の陽線で目先的にはギリシャ問題をかなり織り込み、底値に届いたようだ。

  もっとも、相場にヒビの入ったことも事実。日足の30日線も週足の26週線も割り込んでいる。当面は戻しても15日線の9200円ていどまでだろう。ギリシャ問題は相場にかなり織り込んだとはいえ、答えがはっきりしたわけではない。再選挙の6月17日(日)まで、まだ1ヶ月もある。国内では3月期決算発表も一巡した。しばらくは「材料空白」である。個別物色中心の模様ながめ相場と見ておくのが無難だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
世界の主要経済指標(分析と市場の反応)(2012/05/17)
【話題株】全般軟調の中、ティー・ワイ・オー堅調、中間期好調、出直りに期待(2012/05/17)
【銘柄診断】朝日ネットはクラウド部門の好調続く、大学から企業へ対称を拡大(2012/05/17)
【銘柄診断】ブロッコリーは年々売上げがダウン、反転相場へは手掛かり材料難(2012/05/17)

関連記事

最新記事